QRコードの国際規格について

国際規格の概要

QRコードの国際規格とは

QRコードの技術仕様はISO/IEC 18004として国際標準化機構(ISO)により標準化されています。この規格により、世界中のスマートフォン・スキャナーで互換性が保証され、国産・海外製のどのデバイスでも読み取ることができます。

QRコードのバージョン体系

QRコードのバージョン体系(Ver.1〜40) Ver.1 21×21モジュール 数字41桁まで Ver.10 57×57モジュール 数字652桁まで Ver.20 97×97モジュール 数字2,520桁まで Ver.40 177×177モジュール 数字7,089桁まで 規格:ISO/IEC 18004(JIS X 0510に対応) バージョンが上がるほどモジュール数・情報量が増え、QRコード自体も大きくなる
図1:QRコードのバージョン体系

QRコード規格の変遷と関連規格

規格名制定概要
ISO/IEC 180042000年(改訂2015年)QRコードの国際規格(最もポピュラー)
JIS X 05101999年日本工業規格(JIS)版QRコード仕様
マイクロQRコードISO/IEC 23941小型部品向けの超小型QRコード
rMQRISO/IEC 23941長方形型の新しい小型QRコード

国際規格QRコードが重要になる場面

  • 🌐 輸出入管理:GS1 QRコードはISO/IEC 18004に準拠。税関・物流でのデータ互換性が保証される
  • 🏥 医薬品・医療機器:FDA(米国)や日本の厚生労働省の規制で、特定用途にGS1規格が義務付けられている
  • ✈️ 搭乗券・ビザ:ICAOが定めるQRコード仕様があり、各国の入国審査システムと互換性を持つ
  • 🛒 小売業2027年問題:GS1の「サンライズ2027」計画により、流通バーコードがGS1 QRへ移行中

一般的なWebサイト誘導には規格の意識は不要ですが、業務・産業用途では使用する規格を最初から明確にしておくことがトラブル防止になります。

📌 まとめ・ポイント

  • QRコードはISO/IEC 18004で国際標準化。世界中で互換性が保証されている
  • バージョン1〜40があり、高いほど情報量が増えるがQRコードも大きくなる
  • 用途に応じてマイクロQRコード・rMQRなど派生規格も存在する

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